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今日も仕事は休みですが、いよいよ筋トレ再開します。この二日間温泉に通って怪我の湯治をしていました。お陰さまで怪我はだいぶ良くなりました。まだ完全ではありませんが、ベンチプレスや腕のカールなど怪我をした広背筋を使わないエクササイズをする予定です。昨日は長男が来ていて筋トレの話に花が咲きました。彼も高校時代はアメリカでアメリカンフットボールの選手をしていたので、かなり筋トレをしています。トレーニング方法など長男と色々議論していました。この歳になって息子と筋トレの話をするとは思ってもいませんでしたが楽しかったです。

彼もやはり私の血を引いているので、どうもサラリーマンは苦手なようです。最近サラリーマンをやめて自分で事業を始めました。ありがたいことに仕事はいっぱいあるみたいで、サラリーマンの時より随分収入も増えて嬉しそうでした。何より自分で全部決める事ができて、人の下で働かなくても良いのがたまらなくいいそうです。そんなところまで似なくてもいいのに、私と同じような性格をしているのですね。今日は税務署などで新規事業の登録をしに行くそうです。一応私が契約している会計事務所で税務や会計などを見てもらうことになりました。

自分で起業すると色々な苦労がありますが、彼もその試練を受けていくのでしょうね。まあ彼にとっては良いことです。試練は若いうちに経験した方が良い経営者になります。何をしていてもお金を稼ぐのは大変ですが、自分の強みを活かして自分の好きな仕事をするのが事業では成功しやすいですね。

アメリカには長女と次男が居ますが、長女はニューヨークでファッションの会社を立ち上げて仕事をしているみたいです。次男はテネシー州で結構広い土地を持っているみたいで地鶏の農園をしています。餌など飼育方法を工夫したら卵や肉の味が評判になって結構売れているそうです。ドバーッと大量生産するのではなくて、色々手をかけるところが何となく日本的ですね。まあアメリカでは土地はメチャクチャ安いですからね。良いと思います。

こう見るとみんな自分で事業をしているので、私の影響が大きかったのかなと思います。と言うより性格が遺伝したのでしょうね。理不尽な事を言う上司の下では決して働けない性格です。ご無理ごもっともができないのですね。その分サラリーマンのような安定は無いし、お金などの苦労も多いのですが、精神的な自由があるのがその苦労よりも大切なのです。父親としてはみんなそれぞれの事業で頑張って貰うしかありません。私は私がしなければならない事をするだけです。

人間の苦労の基本は八つあって、生老病死の四苦と、愛別離苦（愛するものと別れなければならない苦）、怨憎会苦（嫌な奴と会わなければならない苦）、求不得苦（思うようにならない苦）、五蘊盛苦（心配や怒りなど感情や考えが湧き上がってくる苦）の四苦で、四苦八苦になるのですが、私はこれらの苦を全部経験しています。上海で一回死んでいるので「死」も経験したことになります。「生」と「死」はそれぞれ一回しか経験していませんが、そのほかの苦は全部何回も何回も経験しています。

それが人生なのでお釈迦様は「人生は苦である」と言っているのですね。苦労はしたくはないけれども、在って当たり前なのです。「苦」というのは本当に嫌なものです。でもどうしても苦労をしないと人間は成長しません。事業もそうです。考えてみると人生というのは本当にご苦労さんな話です。ただ私は私の特異な経験から「死」は苦に思っていません。たぶん臨死体験などで一回死んだ人は死に関しては同じように感じているのではないかと思います。

ほとんどの人は人生の最後に「死」を経験するので、「死」自体は経験の無い分からない分野だから怖いと思うのです。一回経験してしまうとあまり怖いとは思わなくなります。臨死体験だけではなくて、私は除霊などで死後の次元があることを見て知っていますので、ますます怖いとは思いません。「死」は次の時空に行く通過点です。

だからこの世では一生懸命生きますが、この世に対する執着というのは私の中には余りないのです。家や社会的地位、財産など、この世のものは死ねば全て私にとっては全く価値のないものになります。いずれは全く価値が無くなると分かっているものに対してそれほど執着心は起こりません。

ただこの世を生きたその「生き様」には永遠の価値があると思っています。これは死と共には消滅しません。死んで一般的には霊と言われている心のエネルギー体になっても、この世の生き様は自分に付いて回ります。そして次の次元での自分に影響を与えます。だからこそこの世を一生懸命生きなければならないのですね。「そんな事は無いわい」と思う人はどうぞ好き勝手に生きてください。結果は死んでから分かります。

私はたまたま生きている間に死んだ後の事を見る経験をしたのでそう思うのですね。修行も仕事も筋トレも私の生き様です。さあこれからいずれは滅びる私の身体をガンガン鍛えに行きますね。鍛えられた肉体よりも、滅びることが分かっているものを精一杯鍛えるこの生き様が大切なのだと私は思っています。

合掌

仏光

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