僕たちが待ち望んでいた投下
部屋に入って来た時の異様な匂いはショウが作った野菜炒めだった。
『新婚!~』を見たショウが、若妻を真似したみたいだけど……。
見よう見まねでそう上手くいくわけもなく。
あの匂いは焦げた玉ねぎとピーマンの匂いだったらしい。
あ~、そう言えば、ちょっと前にピーマン買って来てたんだっけ。
たまには家でも作ろうかと思って。
フライパンの上の焦げた野菜たちは、雲海みたいになってて。
ちゃんと油敷いたのか?
ピーマンはちゃんと種とらなきゃダメじゃん。
そばに置いてあった菜箸でほんの少しだけ食べてみる。
まじぃ……種がつぶつぶするし。
でも……なぜかちょっとホッとする。
人の温もり、感じてんのかな。
フィギュアだけど。
本当の人の温もりじゃないけど。
チラッとベッドの方を見る。
ショウはまだ寝てる。
昨日は……なんとか飯食わせて、シャワー浴びせたけど……。
でなきゃ、ヤラせないって脅して。
しぶしぶシャワーを浴びに行ったショウは、5秒で出て来た。
頭から水被って、「浴びた~!」って。
それ、浴びたって言わねぇから!
「これ使って、アワアワにして!」
「アワアワ?」
「だから、こう!」
ゴシゴシタオルにボディソープを取って泡立ててやって。
結局、体洗ってやって、ついでにそのままヤラれちゃって。
3日目ともなると俺のアレも結構慣れて来て。
あのデカいの入ってるわりに違和感もなくなって。
これが不思議と気持ち良さは倍増で。
あれが噂の 前 立 腺?
なんか、わけがわかんない内にゾクゾクっとして、高まってんだよなぁ。
俺のジュニアはデロデロしてるだけなのに。
痛さと圧迫感なくなると、気持ち良さしかねぇって……。
やばい。
俺、ハマってる?
あいつがいなくなってもハマってたらどうしよう?
俺、ゲイになっちゃうの?
焦げた野菜たちを見つめ、菜箸をシンクに落とす。
処分する気にもなれず、このままどうしようかと思ったけど、
まずは洗濯しなくっちゃな。
なんせ、いつもの2倍!
ショウはあんまり服着ないから、ほとんど変わんないけど。
洗濯機に汚れ物を入れ、洗剤を投下する。
蒲団干したら……少し出かけるか?
ショウは俺の部屋しか知んねぇもんな。
スイッチを押すと、洗濯機が動き出す。
その音に反応するように、ベッドがギシッと鳴った。
「ん~、いい天気!」
太陽に向かって伸びをする。
ふて腐れたショウが、俺の少し後ろを付いてくる。
「どこにも行かなくていいのに……。」
「そう言うなよ。お前に少しはこの世界、知って欲しいんだよ。」
「いいよ、智の部屋だけで。時間がもったいない。」
ショウが後ろから俺の首に抱き着く。
「ずっと……智を感じてたい。」
「ショウ……。」
抱き着いてきた腕をポンポンと叩く。
「蒲団も干したし、シーツも洗っちゃったからな。
乾くまで散歩だ。」
「散歩?」
「欲しい本があるんだよ。だから……。」
いつも寄る、古本屋のドアを開ける。
店の中には誰もいない。
「本?智、本読むの?」
「はぁ?失礼なっ!俺だって本くらい……。」
店の中をキョロキョロし、変わり映えしないのを確かめる。
たまに特集組んでスペース作ったりすんだよ。
俺の趣味が特集されたことないけど。
右手の奥、いつもの棚に向かう。
細い通路を、ショウもキョロキョロしながらついてくる。
天井までいっぱいの本の山に、ちょっとは興味を持ったか?
俺が欲しい本は……。
10年以上前の雑誌。
フィギュアなんて本当に本も少なくて。
でもたまに、雑誌で特集組まれたりすんだけど。
その10年前の雑誌は俺のあこがれ、東山さんのフィギュア特集で!
ネットで見つけた時はテンション上がった!
絶対欲しいと思ったんだけど、なかなか美品はなくて。
この古本屋は結構マニアックな本も置いてるから、たまに覗きに来んだ。
「あ~、やっぱりないか……。」
俺の見るとこは一段もないからすぐわかる。
その前後、平積みも確認してショウを見ると、ショウが何か真剣に読んでて……。
「何読んでんだ?」
「ん……ブラックホール?」
「ブラックホール!?」
なぜに突然ブラックホールになんか興味示した!?
「重力の比重がめちゃくちゃ重たい天体で……。」
ショウがペラッとページを捲る。
「え?それ、英語!?」
「ん?そうだね……。」
ショウはそのまま目を走らせる。
すげぇ。
英語読めんのか。
カッコいい……。
俺なんて、自慢じゃないけど、中学の英語「2」だったからね!
全く読めない。
全くわからん。
だから、読めるってだけですげぇ。
それを理解してるって……マジ、頭良かったんだ……。
家にいる時はあんななのに。
ヤルことしか考えてないみたいなのに。
しばらくそのまま放置して、店の中を一周りする。
一周りして戻って来ても、ショウはそのまま読み続けてて。
さらにもう二周したけど、まだそのままで。
痺れを切らしてショウの腕を掴む。
「そろそろ行くぞ。」
「待って、もうちょっと……。」
ショウが本のページから手を離さない。
「買ってやるから、それ。」
「え?いいの?」
「いいよ。お前の誕生祝い、プレゼントだ。」
ショウから本を取り上げ、値段を見て……びっくり!
なんだ?こんなに高いのか!?
俺の探してる本なんて、2000円くらいのもんだぞ?
ショウが俺を見るつぶらな瞳が期待で潤んでて……。
ええいっ!
買ってやるよ!
1週間しかいないんだ!
こ、このくらい!
足早にレジに向かう。
いつの間にかやってきていた店主が俺を見てニコッと笑う。
「こ、これください!」
ショウの本をカウンターに乗せ、俺のなけなしの諭吉を2枚、財布から取り出した。
⑳で終わる予定だったんだけどなぁ。25くらいまでかかるかな?
完璧な投下など存在しない
今年の夏わ猛暑です
8月わ原爆が広島 長崎に投下された
決して忘れてわならない日
そして終戦記念日
きな臭さわここ数年続いています
今日わ真剣に平和を願うならば
戦争について考えないと
数年前から 靖国神社の「御霊まつり」に
行っています
参拝者のひとりわ
東日本大震災のあと
日本があまりにも元気がないからと
言っていました
中国や韓国による
靖国神社の誤った印象
そもそも日本わ
中国 韓国と戦争をしていない
日本が戦ったの
欧米列強
アジア諸国を植民地支配していた
アメリカやヨーロッパと
アジア諸国の独立の為に防衛戦争をしたので
中国や韓国に日本が侵略をして
植民地支配などしていないのです
朝鮮半島に日本がしたの
併合であって
インフラなどに投資して
朝鮮半島から見返りを受けていなく
併合時代の朝鮮半島の人達の
生活の質わ向上していた
御神輿や屋台も出て賑わっていた
たくさんのぼんぼりが奉納されていた
あいにく途中から雨☔
ご朱印わ最近外国人にも人気がある💓😍💓
こちら出て一度きります💓😍💓
日本以外でも
世界中で
今までなかったような災害が
別の日になりますけど
宝塚歌劇団の
「壬生義士伝」
浅田次郎の歴史小説が題材で
登場人物の 吉村寛一郎や大野次郎右衛門
などみな真面目で切実で痛ましい
雪組の
望海風斗がこの地味なキャラクターを
実に魅力的に演じている
義とわ
新撰組の良心とわ
日本人の根底を描いている
わたしも改めて
日本人であることを考えさせられました
続く🎶🎶🎶😅
科学者で発明家である博士の説で
地球わ何回も 全ての生物が滅亡する
天変地異や大破壊があった
たぶんアトランティス大陸や
ムー大陸もあったのでわ
人類わ高度な文明を持ち
滅びるを繰り返している
大量破壊兵器など使わなくても
いくつかの大陸わ消滅します
気象兵器など使用しなくても
自然わ人間の叡知など小賢しいものを
超えた脅威
WAP遺伝子を持った日本人って
こういったとき
力を発揮しないと🎵🎵✋
「壬生義士伝」を見まして
山本太郎の「れいわ新撰組」のネーミングが
本当にあっていないと
気持ち悪い👊😭✨
新撰組がなんだか知らないんだね
🍧😵🌀夏バテでよく食べるものです
その前に
これが芸術的でしょうか
あいちトリエンナーレの
津田大介芸術監督って
ピカソのゲルニカを観たことないのね
最近 お寿司屋さんに行くこと多いわ
和風のローストビーフ
最後に眠れない夜
昭和の歌謡曲っぽい曲
リボン🎀フライングを堂本光一君が
披露しています💓😍💓😆人😆✨
投下 そして、ボクたちは天使と呼ばれていた
先日向日葵を見たあとに美術館にこのお方の作品をみてきた。
長野の安曇野にあるのは知っていたけど作品をゆっくり観るのは初めてで
あの水彩画は いわさきちひろさんしか書けない作品だと感じた。
いわさきちひろさんはすごい感性が豊かな人なんだなと思った。
そして、ちひろと戦争コーナー作品を見ながら、一つ一つのメッセージに胸が熱くなり、自然と涙が頬をつたった。静かな中鼻をすするのは勇気がいった涙溜まった目を乾かそうと必死だった
幸い周りに人がいなくて助かった。
帰り際に、ポストカードと色紙そしてコチラ↓↓↓の絵本を購入。
昨日は広島 9日は長崎に原子爆弾が投下された日戦争を知るわけではないが、忘れてはいけないことを改めて感じさせられた。
そして、いつか広島の広島平和記念公園を訪れたいリニューアルオープンした広島平和記念資料館へも行ってみたい。
高校の時に修学旅行で沖縄へその時訪れた『ひめゆりの塔』そして、ひめゆり平和祈念資料館でみた沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒の写真をみて涙したことを今も覚えている。
いわさきちひろさんが、また戦争のことについてきっかけをくれたように感じたそんな日だった。
昨夜NHKで広島の原爆のことをやっていて、また思いは募るばかりだ
また目標に向かって頑張ります。
安曇野にあるいわさきちひろも訪れてみたいな。
ありがとうございました。
投下 ずっと使える、もっと役立つ。
部屋に入って来た時の異様な匂いはショウが作った野菜炒めだった。
『新婚!~』を見たショウが、若妻を真似したみたいだけど……。
見よう見まねでそう上手くいくわけもなく。
あの匂いは焦げた玉ねぎとピーマンの匂いだったらしい。
あ~、そう言えば、ちょっと前にピーマン買って来てたんだっけ。
たまには家でも作ろうかと思って。
フライパンの上の焦げた野菜たちは、雲海みたいになってて。
ちゃんと油敷いたのか?
ピーマンはちゃんと種とらなきゃダメじゃん。
そばに置いてあった菜箸でほんの少しだけ食べてみる。
まじぃ……種がつぶつぶするし。
でも……なぜかちょっとホッとする。
人の温もり、感じてんのかな。
フィギュアだけど。
本当の人の温もりじゃないけど。
チラッとベッドの方を見る。
ショウはまだ寝てる。
昨日は……なんとか飯食わせて、シャワー浴びせたけど……。
でなきゃ、ヤラせないって脅して。
しぶしぶシャワーを浴びに行ったショウは、5秒で出て来た。
頭から水被って、「浴びた~!」って。
それ、浴びたって言わねぇから!
「これ使って、アワアワにして!」
「アワアワ?」
「だから、こう!」
ゴシゴシタオルにボディソープを取って泡立ててやって。
結局、体洗ってやって、ついでにそのままヤラれちゃって。
3日目ともなると俺のアレも結構慣れて来て。
あのデカいの入ってるわりに違和感もなくなって。
これが不思議と気持ち良さは倍増で。
あれが噂の 前 立 腺?
なんか、わけがわかんない内にゾクゾクっとして、高まってんだよなぁ。
俺のジュニアはデロデロしてるだけなのに。
痛さと圧迫感なくなると、気持ち良さしかねぇって……。
やばい。
俺、ハマってる?
あいつがいなくなってもハマってたらどうしよう?
俺、ゲイになっちゃうの?
焦げた野菜たちを見つめ、菜箸をシンクに落とす。
処分する気にもなれず、このままどうしようかと思ったけど、
まずは洗濯しなくっちゃな。
なんせ、いつもの2倍!
ショウはあんまり服着ないから、ほとんど変わんないけど。
洗濯機に汚れ物を入れ、洗剤を投下する。
蒲団干したら……少し出かけるか?
ショウは俺の部屋しか知んねぇもんな。
スイッチを押すと、洗濯機が動き出す。
その音に反応するように、ベッドがギシッと鳴った。
「ん~、いい天気!」
太陽に向かって伸びをする。
ふて腐れたショウが、俺の少し後ろを付いてくる。
「どこにも行かなくていいのに……。」
「そう言うなよ。お前に少しはこの世界、知って欲しいんだよ。」
「いいよ、智の部屋だけで。時間がもったいない。」
ショウが後ろから俺の首に抱き着く。
「ずっと……智を感じてたい。」
「ショウ……。」
抱き着いてきた腕をポンポンと叩く。
「蒲団も干したし、シーツも洗っちゃったからな。
乾くまで散歩だ。」
「散歩?」
「欲しい本があるんだよ。だから……。」
いつも寄る、古本屋のドアを開ける。
店の中には誰もいない。
「本?智、本読むの?」
「はぁ?失礼なっ!俺だって本くらい……。」
店の中をキョロキョロし、変わり映えしないのを確かめる。
たまに特集組んでスペース作ったりすんだよ。
俺の趣味が特集されたことないけど。
右手の奥、いつもの棚に向かう。
細い通路を、ショウもキョロキョロしながらついてくる。
天井までいっぱいの本の山に、ちょっとは興味を持ったか?
俺が欲しい本は……。
10年以上前の雑誌。
フィギュアなんて本当に本も少なくて。
でもたまに、雑誌で特集組まれたりすんだけど。
その10年前の雑誌は俺のあこがれ、東山さんのフィギュア特集で!
ネットで見つけた時はテンション上がった!
絶対欲しいと思ったんだけど、なかなか美品はなくて。
この古本屋は結構マニアックな本も置いてるから、たまに覗きに来んだ。
「あ~、やっぱりないか……。」
俺の見るとこは一段もないからすぐわかる。
その前後、平積みも確認してショウを見ると、ショウが何か真剣に読んでて……。
「何読んでんだ?」
「ん……ブラックホール?」
「ブラックホール!?」
なぜに突然ブラックホールになんか興味示した!?
「重力の比重がめちゃくちゃ重たい天体で……。」
ショウがペラッとページを捲る。
「え?それ、英語!?」
「ん?そうだね……。」
ショウはそのまま目を走らせる。
すげぇ。
英語読めんのか。
カッコいい……。
俺なんて、自慢じゃないけど、中学の英語「2」だったからね!
全く読めない。
全くわからん。
だから、読めるってだけですげぇ。
それを理解してるって……マジ、頭良かったんだ……。
家にいる時はあんななのに。
ヤルことしか考えてないみたいなのに。
しばらくそのまま放置して、店の中を一周りする。
一周りして戻って来ても、ショウはそのまま読み続けてて。
さらにもう二周したけど、まだそのままで。
痺れを切らしてショウの腕を掴む。
「そろそろ行くぞ。」
「待って、もうちょっと……。」
ショウが本のページから手を離さない。
「買ってやるから、それ。」
「え?いいの?」
「いいよ。お前の誕生祝い、プレゼントだ。」
ショウから本を取り上げ、値段を見て……びっくり!
なんだ?こんなに高いのか!?
俺の探してる本なんて、2000円くらいのもんだぞ?
ショウが俺を見るつぶらな瞳が期待で潤んでて……。
ええいっ!
買ってやるよ!
1週間しかいないんだ!
こ、このくらい!
足早にレジに向かう。
いつの間にかやってきていた店主が俺を見てニコッと笑う。
「こ、これください!」
ショウの本をカウンターに乗せ、俺のなけなしの諭吉を2枚、財布から取り出した。
⑳で終わる予定だったんだけどなぁ。25くらいまでかかるかな?
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