赤西仁問題は思ったより根が深い

赤西は自分を育ててくれたジャニーズ事務所に対して次のように発言しました。

「俺は否定してないの。感謝もしているし、恩返ししようとしているよ…」

「進化の過程で窮屈になったから出て。ただそこの感謝だったり、そこで培ったものは忘れてないから、より良くすることで恩返しになってたり、向こうがもっとオープンになってくれたら…」

少々意外とも思える感謝の気持ちを、動画上にさらしてみせたのです。

この赤西の発言ですぐに思い出すのが、少し前に『文春デジタル』が報じた滝沢秀明副社長が昨年の大晦日、『ジャニーズカウントダウンコンサート』に密かに赤西を出演させようと画策していた話でした。

今回の発言で滝沢副社長の動きが、遠回しですが証明される形となりました。
もしこのサプライズが実現していたら、ファンはもちろん芸能マスコミも大騒ぎになっていたでしょう。

このYouTubeチャンネルは小栗旬、山田孝之らとのオンライン飲み会を公開したものですが、ここで赤西が漏らした“恩返し”とは、メリー会長と今は亡きジャニーさんにむけての言葉だったと想像できます。

赤西の退所に最後まで説得工作を続けたのは、何を隠そうジャニーさんだったからです。

2014年2月にジャニーズ事務所を退所し、翌年6月に独立後初めてとなるアルバム『Me』を発表したときは、すぐに恩師のふたりに面会を求めたといわれています。

そのときメリー会長はひと言…「良かったね」と言って赤西を強く抱きしめたといわれています。

半ばケンカ同然に飛び出した赤西ですが、メリー会長とジャニーさんにとっては“可愛い子供たちのひとり”であることには変わりありません。
そんなジャニーさんの思いを継承するのが滝沢副社長です。

今後両者の雪解けがどのような形で実現するのか、楽しみに待つことにしたいと思います。

赤西の雪解けとは直接関係ない話ですが、一部実話誌が報じたキムタク主演のドラマ『BG～身辺警護人～』の出演者のひとりに大麻疑惑が浮上した報道が、マスコミの間で話題になっています。

たかが実話誌ということなかれ、１年前にはあのピエール瀧の逮捕も予言していたのが実はこの媒体でした。
この手の媒体は“売人ルート”に特に強いのです。

この実話誌が『BG～』の出演者と明言するのですから、キムタク、斎藤工、間宮祥太朗、菜々緒らの誰かを指している…ということでしょうか。

さすがにジャニーズオフィシャルYouTubeチャンネルで『Smile Up! Project～現場からの手紙』をアップしたキムタクとは、どうにも考えられないでしょう。

何よりデビューしたばかりのふたりの可愛い娘たちに傷が付くような真似はどう転がってもしないでしょう。

キムタクを除外した残りの３人…この中に大麻常習者が存在するとこの媒体は報道するのです。

この人物に関しては、昨年秋頃から一部スポーツ紙を中心に盛んに名前が取り沙汰されていました。

渋谷界隈の有名クラブ関係者の間では有名な話で、素行の悪い演者仲間とつるんで遊んでいるそうです。

取材をしていて思い出しましたが、数年前『浅草公会堂』のイベントで、この演者と赤西のオンライン飲み会に出席したアーティストが楽屋出口で楽しそうに世間話をしているのを目撃したことがあります。

その話題がまさか大麻なんてことはないと思いますが…。

新型コロナウイルスの影響で現在放送延期中の『BG～』に、今度は追い討ちをかけるような大麻常習者の存在…このドラマ、前途多難と言わざるを得ないでしょうね。