高橋をいっぱい集めちゃいたい！

今宵も「爺ィの夜話」をどうぞ！

第178話は・・

今日は7月17日（1971年）は日本プロ野球のオールスターゲームで江夏投手が9連続奪三振を記録した日

阪神タイガースに所属していた江夏豊選手は1971年5月5日に先発投手として登板していましたが、3回1死後に脈拍数が160を超え、降板。

当時の球団は江夏選手に対してコレを秘密にしていましたが「何万人に1人」の心臓病だと言われていました。

7月に入ってからの江夏選手は「何でか知らんが、今年はコントロールが悪いねん」と自分の投球内容に対しての不満を述べていたと言います。

この年のオールスターゲーム前の成績は防御率3.12で6勝9敗と負け越していましたが、7月9日に結果が発表されたオールスターのファン投票では、セントラル・リーグの投手部門で見事1位に輝きました。

江夏投手は日刊スポーツ紙の取材で、日本プロ野球どころか過去のメジャーリーグベースボールでも1度も達成されていない9連続奪三振の達成を予告しましたが、「江夏は九人全部、三振にとったるワとジョークも言った」と2面のほんの片隅に、わずか一行記事で片付けらる有様。

ところが江夏投手は本気で9連続奪三振しかないだろうと思ったそうです。

7月17日に西宮球場で開催されたオールスターゲーム第1戦の全セの先発バッテリーは江夏投手と田淵幸一選手。

この年の田淵選手は腎炎を罹った影響で捕手としてほとんど試合に出ておらず（主に右翼手として出場。捕手は辻恭彦選手が務めていました。）、シーズン中にはまだ一度も組まれていないバッテリーでした。

1回裏は14球。ロッテ：有藤通世、西鉄：基満男、阪急：長池徳二。

2回裏:14球。ロッテ：江藤愼一、近鉄：土井正博、西鉄：東田正。

3回裏:13球。阪急：阪本敏三、阪急：岡村浩二、阪急：加藤秀司。

3回のマウンドに上がった時に、江夏投手は球場内が不気味なほど静かだと感じていました。

9人目の打者、加藤選手が1ストライク1ボールからの3球目、一塁側バックネット方向にファウルを打ち上げるとマスクを捨ててこの打球を追おうとした田淵選手に対し、江夏投手は「追うなっ！」と叫びました。

田淵選手も直ぐに打球を追うのをやめました。

江夏投手は次の投球で、ストライクゾーンど真ん中に速球を投げ込み、加藤選手はフルスイングで空振り三振に倒れました。

達成の瞬間に大歓声が球場全体を覆った。

江夏投手は両手を挙げ、満面の笑みを浮かべました。

やってきたのは「三角山 五衛門ラーメン 狸小路本店」さん。

狸小路のアーケードがなくなって暫しの処。

「屋台のしょうゆ味」の看板が・・

これこれ！

「しょうゆラーメン」と心に決めて入店。

おやっ？ぶっかけラーメンも気になります。

札幌味噌ラーメンは限定だったはず・・・

店内はカウンターのみで、屋台っぽい作り。

先客は二人です。

でもお喋りに夢中のおばさん達。。

カウンターに腰掛け。。。

カウンター内は調理担当の男性とホール担当する女性の２名で切り盛り。

最初から決めていた「しょうゆラーメン」700円をお願いしました。

横を見ると、映画の「探偵はＢＡＲにいる 3」のポスターが貼られ、松田さんのサインが・・

こちらのお店は、その「探偵はＢＡＲにいる」のロケで使われたお店。

暫しのち「しょうゆラーメン」登場！！

透明感のある茶色のスープに、チャーシュー２枚、細切りのメンマ、白髪葱、焼き海苔、春菊。

コチラのラーメンは何故か春菊が乗っているのです。

先ずはスープを一口！！

何の変哲も無さそうなラーメンですが、醤油の味わいの奥に鶏の風味がしっかり。

美味しい！

鶏ガラスープと言いながら、何か別のものが風味を一層上げているような・・

和風の味わいもあり、スンナリと胃の中に消えます。

麺の方は、やや縮れた中太麺。

札幌麺に近い印象ありつつちょいとちがう、 ストレート寄りで、ツルツルな舌触り啜り気、どちらかといえば柔らかめタイプの麺。 

自家製麺？

チャーシューは、歯応えしっかり！

昔ながらのチャーシューですがコレは旨い！