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こんにちは。サオリです。

 

以前、公立中学校で事務をしていた頃、

そこに配属されていた

ALT（外国語指導助手）の女の子と仲良くなった。

 

ニュージーランド出身の彼女は

課題として出されている日本語のドリルは

全然やっていなかったけど(笑)、

人懐っこくて、明るくて、

思いやりがある可愛らしい人だった。

 

日本語や日本の文化・風習については

まだまだ勉強中だった彼女は、

よく周囲のみんなにこう言っていた。

 

「笑わないで、教えてね」

 

もう少し詳しく言うと、こういうことだった。

 

私の日本語や振る舞いについて

間違っていたり、

何かおかしなところがあったときは、

間違いや失敗を指して笑うのではなく

正したり教えてね。

そうじゃないと、

私はどうしたら良いかわからないし、

恥ずかしい気持ちになるし、悲しいから。

 

彼女がこう言っているのを初めて聞いた時、

私は「確かにそうだ！」と思った。

それはお互いに思いやりと敬意のある態度だし、

また、とても建設的だと思った。

 

それ以降、

私は彼女に対してそのように接することを心がけたし、

彼女は私のつたない英会話に対してそう接してくれた。

 

私たちのこの基本的な態度は、

お互いにとって、

無用な遠慮や嫌味がなく、有益で、

楽しくておもしろい友人関係を築かせた。

 

 

そのうちに私は、彼女にだけではなく、

誰に対してもそのように接したいと思うようになっていた。

 

もちろん、関係性や時と場合もあるから、

正したり教えたりすることは

その時々のケースによるけれど、

それでも、

他者のちょっとした間違いや失敗に対して

嘲笑したり蔑視したり冷たくあたったりイラついたり、

そんなことは相手にとってもだけど、

何より自分にとっても何も得るものはないと思えるからだ。

 

だけど、先日までの落ち込みで、

ふと気がついた。

 

これまで、私は私に対して

そのように接していなかったのではないか。

 

「ちゃんとやってよ」

「なんで出来ないの」

そうやって見遣っていただけだった。

 

自分自身だからこそ

あまりに気が置けなさすぎて

出来ない自分に

イラついたり冷たくあたったりしていた気がする。

 

ALTの彼女が伝えてくれたみたいに、

私の心はずっと言いたかったんじゃないかな。

 

私のやり方や在り方について、

間違っていたり

何かおかしなところがあったときは、

間違いや失敗を指して

嘲笑したりイラついたり諦めたりせずに

正したり教えたり、一緒に考えたりしてね。

そうじゃないと、

私はどうしたら良いかわからないし、

悲しい気持ちになるし、苦しいから。

 

そうだよね。

それがいいよね。

 

他者にはそう接したいと思っていたのに、

自分には全然出来ていなかった。

気がついてよかったな。

 

まだまだ余地があるということね。

 

 

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ご訪問ありがとうございます

岐阜・美濃加茂市の

アンガーマネジメントファシリテーター

色育インストラクター

ＴＣカラーセラピーマスタートレーナー

わたなべです。

 

 

わたしの毎朝の日課は新聞を読むこと。

我が家はここ数年は朝日新聞を取っています。

 

朝日広告賞があるため秀逸な広告が出稿されるのが朝日新聞。

もともと広告業界にいたので新聞といえば朝日、なのです^^

 

 

最初に読むのは天声人語。

いつもなるほどなぁと感じることがあったりするので好きなコーナーのひとつです。

 

その天声人語である日

「怒る人、謝る人」というテーマで記事がかれていました。

 

 

 

 

ざっくり書くと、悪質なクレーマーが増えているという話。

 

＜一部抜粋＞

客としては王様のように振る舞うが、

サービスや商品を提供する側に回ると下僕のようにさせられる。

 

 

むむむむむ

確かにそういう場面って実際に沢山ありそう。

 

 

 

怒りの性質のひとつに「高いところから低いところへ」というものがあります。

言い換えると「強いものから弱いものへ」。

 

 

パワハラやセクハラ、DVにいじめ、

全てこれに当てはまります。

 

最近話題になった危険運転のロードレイジも同じこと。

 

 

 

それによってどんなことが起きるかという想像力もなく、

自分さえ良ければ全てよし

他人を尊重する気持ちや優しさ、思いやりはこれっぽっちも見当たりません。

（ちなみにこれを育てるのが色育です）

 

 

そんな世の中、嫌だ～！！

 

 

 

気に入らないサービスをされたら必要以上に怒るんじゃなくて

「こうして欲しいんだけど」と希望をストレートに伝える。

 

ただ、それだけ。

そこで素早い対応をしてくれたらそのことに対してありがとうと伝える。

 

そういう世の中の方が、気持ちいいよね

 

 

 

怒る人はその人なりに怒る正当性があって怒っているつもりでいます。

 

でも、その価値観はその人オリジナルのもの。

他人と共有されているとは限りません。

その違いのせいで怒りが起きています。

 

 

そして大抵の場合はその怒りの気持ちを理解して欲しい！と怒っています。

 

 

怒りの仕組み的に考えると、

傍若無人に怒る人はその出来事以外にも何か他の理由で

不満だったり不安だったりネガティブな感情があるはず。

 

その素地があるから、ちょっとしたことでも必要以上に怒ってしまう。

 

 

それを当たられてもね。正直、困ります。笑

 

 

怒りやすい自覚のある人！！

今自分が何に怒っているのか、一呼吸おいて考えてみてください。

 

あなたは本当は何を求めているの？

 

怒りは相手に対して「こうして欲しい」というリクエスト。

 

必要以上に怒り続けることは、

あなたにとって、決してプラスには働きませんよ

 

 

 

 

次回は土曜日開催！

アンガーマネジメント入門講座

 

12月2日（土）10：00～11：30

可児市文化創造センターala 2階 控室1にて

 

 

▼お問合せ、お申込みはこちら

 

▼プロフィールはこちら

 

 

 

アンガーマネジメントにご興味のある方はこちらもどうぞ

 

（アンガーマネジメント協会のページが開きます）

 

あなたの怒りの傾向を知ることができますよ＾＾

怒りにもさまざまなタイプがあるなんて、おもしろいですよね。

 

 

 

今回は都合が合わないという方、ご安心ください！！

下記の日程も予定しています。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

▼アンガーマネジメント入門講座12月以降のスケジュール

 

12月2日（土）10：00～11：30

12月8日（金）13：30～15：00

1月18日（木）13：30～15：00

1月27日（土）10：00～11：30

2月2日（金）13：30～15：00

2月17日（土）13：30～15：00

3月2日（金）13：30～15：00

3月24日（土）10：00～11：30

 

場所：可児市文化創造センター　ala（アーラ）2階 控室1

受講料：3240円

 

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blanc+ ブランプリュス
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