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妊婦にとって葉酸の摂取は、胎児の健康的な発育を助けるものとして欠かせないものです。

とはいえ、食事で摂れる葉酸の量は限られていますし、加熱調理によって葉酸が失われることもありますから、妊娠前から妊娠初期の期間は、普段の食事以外に、サプリによって摂取するのが良いでしょう。効率的な摂取のタイミングは、サプリは食後３０分以内に摂るようにしましょう。

普段の食事から摂れる栄養素の働きによって、葉酸の働きを十分に生かすことが出来るでしょう。

一方で、空腹時に葉酸サプリを摂取してしまうと胃が荒れてしまい、食欲不振や吐き気といった症状があらわれることもありますから、避けた方が無難です。今、二人子供がいます。
二人目の子にむけて妊活をしていた時の話ですが、産み分けの本を偶然本屋さんで見つけ、購入しました。

上の子が男の子でしたから、次は女の子を授かりたい、と考えていました。

本には排卵日の特定法や、タイミングの合わせ方についてのアドバイスが掲載されていたので、それを見ながら産み分け法を実践しました。

妊娠が発覚した後、性別が確認されるまでは期待と不安でドキドキしていました。結果は女の子でしたから、主人もとても喜びました。
産み分けをして良かったと思っています。ご存じない方も多いみたいですが、葉酸はDNAを合成したり脳や神経を作るとされ、子供には不可欠なビタミンとなっています。

事実、先天性異常の危険性を減らすとして、世界の中でその摂取法に関して指導勧告しているのです。必要な量は、妊娠中で0.44mg、授乳中0.34mgとされますが、1000mgを超す過剰な摂取は注意を要します。

体温の上昇や代謝をよりよくすると、妊娠しやすさが変わっていきます。あまり運動はしないという妊活中の女性は出来るだけ、運動を心がけましょう。
激しい運動でなくてよいのでストレッチあるいはヨガなど、緩やかな動きのものがいいでしょう。

この頃ではヨガのスタジオの中でも妊活ヨガコースというものがあるところも出てきており話題になっているそうです。いわゆる胎児期に、赤ちゃんは母体から１００％の栄養を貰いながら細胞分裂を繰り返し成長していきます。

葉酸は、この時に重要な働きをします。必要不可欠な葉酸ですが、葉酸単体での吸収率はあまり高くありません。ですので、総合サプリメントを選ぶと良いでしょう。

でも、様々な成分を含有している総合サプリの中でも、一体どのような成分が必要なのか分からないと、お悩みの方も多いでしょう。

総合サプリで何を選んだらよいのか分からない、という方は、粉ミルクの成分を参考に、サプリの成分を調べてみるのが良いですね。妊娠することに必要ある栄養素が存在するなんて、妊活をし出すまで知らなかったです。
葉酸は特に妊娠には絶対に必要な栄養素で、しかも、普段の食事ではなかなか摂ることのできない栄養素でもあります。

葉酸サプリを飲用しはじめて、その後に妊娠したので、そうなる前は葉酸が足りていなかったのでしょう。なかなか妊娠できない体質から抜け出すのに、食生活から改めるのも有効だと考えられます。
卵子はもちろん精子だって、親の体内で造られるのですから、食生活が劣悪だと妊娠しやすい元気な卵子、精子は、あまり期待できないでしょう。育児は体力勝負と言いますが、妊娠は健康が大事です。

健康的な食生活を維持していけば、やがて良い結果が得られるでしょう。

当然ですけど、妊娠または出産とは、夫婦の協力による結果です。

これは何を意味するかというと、男性の協力が妊活においては大きなウェイトを占めているということです。実際に出産をするのは女性ですから、ひょっとすると、妻がすべき活動と想像する人も多いかもしれませんが、男性も協力して取り組まなければ妊娠の可能性は下がってしまうでしょう。妊活中の体調管理をするのに適したサプリと言えば、中でも、葉酸を含んだサプリを選ぶことが大切でしょう。
葉酸が持つ効果としては、貧血を予防してくれる効果が認められていますし、正常な細胞分裂を促すことで、赤ちゃんが先天的な異常を発症するリスクを下げることが出来ます。
それと、男性の精子を健全にし、染色体異常の精子の数を減らす可能性があると報告されているのです。
赤ちゃんを望む夫婦どちらにも多くの効果が見込めるサプリだという事です。本格的に妊活を始めようとしている方は、きちんとした専門機関で必要な検査を受けておくのが好ましいです。

体に問題が発見されない場合でも妊娠に適した体づくりのための助言を貰えますし、基礎体温から排卵周期を知って性生活を持つタイミングのアドバイスもしてもらえますので、安心です。

妊娠が発覚する前段階で自発的に産婦人科を利用し、効率的な妊活をすすめてみましょう。

2/8続き

暫くして、主治医が部屋にやってきました。

まず、彼の病気「急性前骨髄球性白血病」を簡単にまとめると

・子供の白血球細胞（＝癌細胞）が異常に増えているため、通常の血液を作れない状況

・血小板が少なく、血が止まりにくくなっているため、臓器の出血をすると致命的。1週間は絶対安静にすべき

・まずは抗がん剤を使わないでビタミン剤で治療を行うが、50％の確率で抗がん剤を併用することになる

・治療10日後くらいにビタミン剤の副作用のが出る可能性があり、その場合は早期に対処が必要である

・初期治療は1ヶ月半～2ヶ月。その後、3回入院を繰り返し、残った癌細胞をゼロにしていく。その際は、抗がん剤を使用する

多分、こういうことだと思います。

以下が、主治医の説明を書き起こしたものです。

長いので、ご興味があればご一読下さい。

（いつでも見直せるように、母が先生の説明を動画で撮ってくれてました）

「彼の病気は突然起きてしまう仕方ないものです。太ももの内出血して腫れてしまったのも、それが原因でもありますが、貧血も強い。出血した以上に貧血がひどいと思います。

白血球や、赤血球・血小板は全て骨髄で作られているのですが、そこに異常が起きたせいでこのようなことになったと考えられる。それを確認するために先ほど骨髄の細胞を取って、顕微鏡で見てきたのですが、あるとても特徴的な細胞が見られた。健常であれば、骨髄の中で1,2％あれば良いくらいの白血球の若い細胞、それがなぜか急に増えてしまい、8,9割が骨髄にぎっしり占めてしまっていた。

そのため、正常な白血球・赤血球・血小板が作れなくなってしまった。そのため、血が止まらないとか色々なことが起きてしまった。

そして、その病気はいくつか分類に別れるのですが、大まかに言うと急性骨髄性白血病です。これは総称です。その中で、いくつか分類が別れていて、ふつうは明日明後日、もしくは1週間程しないと詳しい分類は分からない。なので、通常はそれまで輸血をしたり、身体を立て直す治療をして、その診断を待ちます。

ところが、今回の場合は、非常に見ただけで分かる、結果を待たなくてもこれを見たらすぐ治療を始めなさいというタイプの、非常に分かりやすい分類で、それを『急性前骨髄球性白血病』と言います。これは、見た目ですぐ分かる特徴的な細胞が増えている。

実際、それは採血の中にも漏れ出てきていて、ある程度予測はついていたんですけど。

というのも、子供細胞前骨髄球というのが異常に増えていて白血病になったんですけど、これが増えるとすごく血が出やすくなってしまいます。この症状にぴったり合うので、骨髄取る前から予測はついていました。

なので、もう確定診断と言っていいので、治療を始めます。

で、白血病というと、悪い癌細胞をとにかくゼロにしないと治らない。そのために、抗がん剤をたくさん使って、骨髄を空っぽにしなければいけないくらいにするのが普通なんです。ただ、この『急性前骨髄球性白血病』は白血病の10％くらいを占めていて、昔はそういう治療をしていたんですけど、今はそうではなくて、今の癌細胞をビタミンＡの誘導体を薬にしたものを飲むと、自然に死んでいくようにプログラムする。破壊というよりは分化誘導といいます。

そのビタミンＡを飲むことによって癌細胞の成長が止まっていたものが成長していってそれはやがて死んでいくんですけど、そういう分化誘導療法がすごく効くということが分かりまして、今や、寛解といって病気が見えなくなる確率は9割以上。全白血病の中でも、最も治りやすいと言われています。

ただ、特徴として非常に血が出やすい。それで命を落とすことが一番多いです。

なので、現在の血が出やすい状況をとにかく早く改善しなければならないので、ベノサイドというビタミンＡの薬を早速用意していて、着き次第内服してもらいます。

それを始めると、ＤＩＣという血が出やすい特徴的な状況が、急速に良くなる。

ただ、明日突然良くなっているというわけではないので、ここ暫くはとにかく肺とか脳とか大きな臓器に出血したら直接止血できなくて致命的なので、その状態を脱するまではなるべく安静にしていただかないとならない。

そして、抗がん剤を一緒に使う場合というのもあります。現在は白血球が少ないので、抗がん剤で抑える必要がないんですけど、ビタミンＡの薬を飲んでいる最中に白血球が増えてしまうことがあります。そうなったら、抗がん剤を一緒に使わないといけないし、その場合は、毛が抜けたりという一般的な副作用が出ます。

とりあえずは、飲み薬だけで治療します。抗がん剤を使う可能性は五分五分くらいですかね。

だいたい1ヶ月半くらい経った頃には、骨髄から見た目で白血病細胞がなくなるといった状態に達すると思います。まあ、2ヶ月以内ですかね。

それまではとりあえず入院で毎日薬を飲んでいきます。

最も治りやすいと言いましたけど、その中でもいくつか細かく別れて、典型的な感じで結果が返ってくればもうその通り。ただ、ちょっと余計なものがついてるとか、稀にそういうことがあります。そういう場合は、再発しやすくなるので、また注意しなければならないのですが、それは今は分からないです。見た目では典型的なんですけど。

これを染色体異常といって、遺伝子が入れ違っちゃって、信号が変わって変な細胞が増えだすとかという病気なんですけど、それは1～2週間しないと分からない。でも、それを待ってる必要はない。

なので、稀に形態がそうでも、これから飲む薬が効かないという場合があるんですけども、今日見た感じは教科書的で典型的で、多分大丈夫だとは思うんで
すが…

稀に薬が効かないっていう場合は、抗がん剤に切り替えて治療することがあります。まぁ、こういう見た目で、効かなかったことってないので、大丈夫だとは思います。

あと、もうひとつは、治療が効いたが故に、その薬によって分化誘導（＝死ぬ方向にプログラムすること）した細胞が途中で色んなものを出して、急に息苦しくなったり熱が出たり、皮膚に色々反応が出たり浮腫んだりという特有な症状が出ることがあります。そういうのが10日前後に出るんですけど、それを分化誘導症候群といって、多くて半分くらいの人に出ます。

それが出た場合は、それを抑える方法はあって、炎症を抑える点滴を速やかにすれば、大事には至りませんが、発見が遅れると結構重症な副作用なので、その期間は厳重に見ます。それは酸素の濃度を測ったり、体重も毎日測ったり、変な浮腫みがないかとか見ますので、遅れることはないと思いますが。

そうなったら一旦お薬をお休みして、身体の中で燃えている状態を抑える治療をして、症状が取れたら、またお薬を再開する。それは再開可能なので。

ですから、始めて10日くらいが起きるときは色々起きるので、そこは重要です。まぁ、こちらで見ていますので。なにか身体がおかしいと思ったら、すぐに言ってください。

一旦軌道に乗っちゃえば、たぶん退屈に思えるくらい元気になると思います。抗がん剤を使わないとすると、沈静化するまで薬飲んでいるだけなので、むしろ退屈って思っちゃうかもしれません。そうなれば一番良いですけどね。

血が出やすくなっちゃうＤＩＣという状態もずっと続くのではなく1週間以内で治まるので、そうなれば動けるようになりますし、抗がん剤を使うと、白血球とか色々下がってしまうので無菌室の管理をしなければならなくなりますが、そうでなければわりかし自由な感じ。

ただ、抗がん剤を使わなければならないからと言って、具合が悪いわけではありませんから、それは仕方ないので。

１ヶ月半～２ヶ月くらいで第一段階が終了になります。

終了になるんですが、実はそれだけでは終えられなくて、長期的な話をすると、基本的には白血病細胞が骨髄で目に見えなくなった状態というのを完全寛解といいますが、目に見えないレベルでも身体の中には10億個の白血病細胞がまだ相当残っています。

なので、1回で終わりにしてしまうとこれが息を吹き返してしまってまた悪化してしまいます。基本的にはゼロにしないと治らないので、地固め療法といってまた治療が可能となったら減らしていって、また治療が可能となったら減らしていってと、こういう下げる治療を3回くらいします。

これは飲み薬と併用しながら、抗がん剤も併用した方が良いと言われているので、通常の白血病の治療と同様のやり方になります。ひとつの治療に１ヶ月程度かかりますので、地固め療法が３回入るので、だいたい３ヶ月。

最初の寛解導入という治療が１ヶ月半くらいあって、地固め療法に３ヶ月程度経って、ようやく入院治療をしなくて済む。

１回１回の治療の合間は一旦短期に帰ることができるので、4,5ヶ月ずっと入院しなければならないというわけではありませんが、うまくいっても全治療を完了するのに半年弱くらいはかかります。治療の合間、1週間帰れるか分からないけど、ちょっと息抜きをしてもらってという小休止はできます。

ただ、なるべく間を開けないで、ようするに細胞が増える隙を与えない。ちょっと期間が開くと、また細胞が戻ってきちゃうんです。なので、治療が可能になったらそれはどんどん畳みかけないといけないです。これは、他の白血病と同じです。

白血病というとよく骨髄移植といいますが、この病気は治癒率が高いので最初からそういうのを考える必要はありません。万が一、再発してしまったら考えますけど、初回の治療で治癒率が高いために、まずはそれを考えません。

半年の治療が終わったらあとは外来で薬を飲んでもらう必要はありますが、入院をする必要はありません。」

先生は、サッカーでヘディングして脳に出血が起きていたらまずかった。足の肉離れで判明してよかったと仰っていました。

白血病に発症しているのに気づかないで日常生活を過ごし、肺炎や脳出血で判明するのが最悪のケースらしいです。

サッカーでケガしてよかった、なんて思う日がくるなんて思わなかったです。

しかも、2/11からトルコ出張だったので、そこで倒れていたら…。色々運が良かったです。

とりあえず、90％以上という言葉を聞いて安心しました。

リスクに晒されるような可能性は全部潰していって、絶対に治していこうと思いました。

その日は、彼もぐったりしていたのでそのまま帰宅しました。

彼は今何を考えているのだろう。治療法が確立されている病気と聞いて安心したのか、それともまだ病気を受け入れられてないのか、それともしんどくて何も考えられていないか。

と色々想像しながら帰りました。

帰宅して、アイロンが溜まったワイシャツを見て、暫くやる必要がないのかと思いました。

結婚式の装花の試作品を部屋に飾っていたのですが、もう結婚式もできないのかと思うと辛くて、早く捨てたくなりました。

寝る前、彼の病名を色々調べました。

彼と同じ病気で、完治して子供を産んでいる女性もいて希望が持てました。

ただ、そういう体験記を色々読んでいると、入院中に薬の副作用で肺が出血し、ＩＣＵに運ばれて一時意識不明になったという人もいて、途端に不安になりました。

彼は病気も早期に発見できたり、たまたま紹介された総合病院に専門医がいたり、今まで運が良かったため、今後運が尽きて悪い方向にいかないかな…と良くないことばかり考えてしまい、いつ私の携帯が鳴るのか怖くなり、全く寝れませんでした。

彼は寝れているのか、脳や肺に出血なく過ごせているか、もし寝れなかったら色々病気のことを考えて絶望に押し潰されてしまっていないか。彼の気持ちを想像すると、さらに寝れなくなりました。

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