スマートウォッチを見たら親指隠せ
スマートウォッチ買いました
スマートウォッチ 感動のないものは造らない。
スマートウォッチ特集!どんなのがあるかな?
スティーブ・ジョブズ亡き後、アップルが犯した最大の過ちは、パワーユーザーの取り込みに失敗したことだと、アメリカの経営評論誌、《ハーバード・ビジネス・レヴュー》が論じている。
⬛カリスマはF1レースの意義を知っている。
アップルの製品には、ハイエンド・ワークステーションと呼べるマシンがもはや存在しない。
その形状からゴミ箱と揶揄されるMac Proは、拡張性に乏しくユーザーから不評を買っている。
iMacは最もパワフルなモデルですらデスクトップクラスのGPU性能を実現できていない。
アップルのロイヤルユーザーの中にはVFX(視覚効果)やゲーム開発、VRなどの関係者が多く居るが、彼らの需要に応えるマシンが無いに等しい。
一般的なソフトウェアの開発者の間でも、ハイエンドマシンに対する需要は大きい。
これらのパワーユーザーは、裕福で影響力も大きいが、アップルは彼らのニーズに合ったマシンの開発を止めてしまったのだ。
短期的な収益を考えるとアップルの判断は決して間違っていない。
ハイエンド・ワークステーション事業がアップルの業績に与える影響は軽微で、ROIもスマホや一般コンシューマ向けPC、スマートウォッチなどと比べて遥かに低いのが実情だ。
また、エンジニアたちは最も収益に影響を及ぼすマス市場向けマシンの開発にリソースを集中することができる。
しかし、自動車メーカーがF1に参戦する理由を考えれば、アップルの戦略が大きな誤りであることがわかる。
F1マシンは一般向けに販売しないにも関わらず、自動車メーカーは膨大な資金を投じ続けている。それには、以下のような理由がある。
・F1のクールなイメージが一般向け製品にも受け継がれる
・モーターファンが喜び、ブランドに対するロイヤリティや認知度が高まる
・F1で培った最先端技術を、ローエンド製品にも応用できる
・エンジニアリング技術の向上に役立つ
アップルに対しても、同じ理屈が成り立つはずだ。
仮にワークステーション部門が赤字であったとしても、大学の研究室でアップル製品が使われていれば企業イメージの向上につながる。
また、他のハードウェアに技術を転用してファンを大いに喜ばせ、アップルが単なるガジェットメーカーではないことを証明することもできるのだが。
⬛ティム・クックはカリスマではなかった。
アップルは、経理畑出身のティム・クックがCEOに就任してから革新性が失われたと言われる。
クックは、卓越した経営手腕により在庫滞留期間の短縮や物流オペレーションの効率化、テクノロジーや原材料の買い占めによる競合の締め出しなどを実行し、アップルに莫大な利益をもたらしてきた。
iPhoneの販売台数は2015年から下降線をたどっているが、オペレーションの効率化と製品単価の上昇によって、売上と利益は伸び続けてきた。
しかし、無駄の排除による効果は一度きりだ。
アップルの現状は、ピンと張った弓の弦のようなもので、圧力に耐えきれなくなった弦は思わぬ時に切れる。
この数年、アップルはソフトウェアの機能強化に取り組んできたが、iOSパッケージが成熟した今、さらなる機能の追加は容易でない。
また、最近ではバグやエラーの改修にこれまで以上の時間を要している。
これは組織の効率化が極限に達しており、人材不足のエンジニア数の増強が必要であることを物語っている。
⬛サムスンのディスプレイ出荷半減→競合の他社の競争力に追い風
アップルのサプライチェーン上の課題は、他の面にも表れている。
同社はサムスンと契約し、iPhone X用のOLEDディスプレイパネルの供給量を確保してきた。
しかし、iPhone Xの販売不振により2018年Q1の発注量が4000万台から2000万台に半減したため、サムスンには余剰キャパシティが発生している。
サムスンは他の売り先を探しており、今年はOLEDディスプレイを搭載したミッドレンジのAndroid端末が多く出荷されるだろう。
アップルはサプライチェーンを短くしたために発注量の変動分を吸収できなくなり、結果としてiPhoneXの価格競争力を弱めてしまったのだ。
アップルはTSMC(半導体企業)に対しても、iPhone Xに搭載されるA11プロセッサーの発注を30%減らした。
iPhone Xの流通在庫が増えた理由は「高額なのに、画期的な性能向上がない」、つまりiPhone開発ベースの限界がきているということは一致している。
⬛売れていない?iPhoneXショック
アップルの事業モデルは大きな転換期を迎えている。
アップルが2017年の第4四半期に過去最高の業績を記録した際にも、同社の株価は下がった。
アップルには、もはや高い利益水準を維持する余力は失われつつあり、価格競争力も弱まっている。
アップルの置かれた状況は、今後ますます厳しくなるだろう。
実はアップルは、スティーブ・ジョブスさんがピクサー合併のとき、ディズニーの株式を大量に取得、ジョブス財団が筆頭株主になっていて、関連企業といってもいい関係性がある。
いまアイガーCEOが進めているデジタルチャンネル進出も、アップルのメディア機器提供を予期してのことだ。
その戦略に誤算が生じるかもしれない。
スマートウォッチ 関連ツイート
前より精度よくなりましたねぇ
ただ仕事中高ストレス状態が続いていると会議中バイブレーションしだしたので焦ったわw https://t.co/AOtbtY8r8U